高機動箒の開発

提出用に場所借ります。


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L: 高機動箒の開発 = {
 t:名称 = 高機動箒の開発(イベント)
 t:要点 = 妙な伸縮(誤植ではない),曲がった,箒
 t:周辺環境 = 空


○開発経緯

帝國軍保有の人騎兵のARを強化するために開発される。
要求性能は、「搭乗しながらの攻撃が可能であること」と「ARの上昇」であり、想定される運用機体がTLOであることから、TLOの制限は設けられなかった。


○開発に際して

この設計図を描いたものは、本来「人が乗るサイズ」を想定し、詠唱戦能力持ちに対する特殊装備として開発を想定していた。
しかし、作成中に共和国にてほぼ同一コンセプトの騎跨装備が開発されたことを受け、設計を中断。
長らく構想と設計図の仮案のみで忘れられていたが、天領のコンペを受け、再設計された経緯を持つ。
設計者曰く、「誰にも使われないのならば、犬猫の分け隔てなく、誰かに使われるほうがコイツも幸せだろう」とのことである。


○形状

人騎兵の素材をベースに、本体を作成。
厚さおよそ1cmの素材を笹の葉のような形状に加工し、さらに左右から撒き着けて断面が楕円形の細長い棒のように加工する。
このとき、箒の穂先をつけない部分は先端を丸めるように内側に巻き込む形となる。
そうして作られた本体をまたがりやすいように途中で何度か曲げ、同じく人騎兵の素材をベースにした箒の穂先を磁力球でくっつける形となっている。

※本体イメージ形状

/ ̄ ̄\   元の形状
\__/


====   加工後

※ここに磁力球と箒の穂先がくっつきます。


○能力

本体そのものに磁力球の力がかかっている為、自重はほぼ0である。
その状態で箒に跨ることで磁力球が重量を感知して作用し、跨ったものの自重を中和。
そのうえで本体を強く握り力を伝えると穂先より所謂「エネルギー」が噴出し、空に飛び上がる形となる。
このとき、跨って本体を握らなければならない為、戦闘が起きる際などには激しく不利となる。
そのような時のために本体に特定の波長をぶつけることで本体が伸縮を繰り返し、本来の笹の葉のような形状へと戻り、サーフボードのように乗ることが出来るようになっている。
この状態ではもともとの自重の少なさと推進力に加え、サーフィンの如く「風に乗る」ことが出来るようになっており、その際の安定性は磁力球による足の裏と本体の吸着で補うようになっている。
戻すときは同じ波長をもう一度ぶつけるだけとなっており、極めて簡単に形態の変化が可能である。
本来は緊急用の形態であるが、これを使用する殆どの場合で戦闘が起こるため、最初からこの形態で出撃することも多い。
さらに、この形態は戦闘時の緊急形態であるため、速度を上げるために空気抵抗を弱めるなどの機能もある。


○運用方法

本来は長距離移動をする際の消耗を抑えるための装備な為、この箒自体に戦闘力等はない。
また、本来は戦闘用装備でないため、装甲なども存在しない。
これはただ単に、強大な力である乗り手を消耗させずに戦場に送るための装備である。

使用方法は、跨って本体を握り締めるのみである。
本体と触れた面より「エネルギー」が伝わり、穂先より放出されることで機動力を得る形となっている。
この状態での稼働時間は半永久的であり、乗り手の体力が尽きるまでとなっている。
つまるところ、この装備をは乗り手の体力を食って動くわけである。
但し、消耗度合いは普通に歩き回ることより少ない為、極めて低コストとなっている。

この場合注意しなければいけないのはこれを用いて戦闘する場合であり、微量とはいえ普通に戦う以上の体力を消耗しながらとなることを覚えておかなければいけない。

緊急用の形態については、サーフボードに箒の穂先がついたような形となる。
特定の波長をぶつけるだけで変形するので、敵の奇襲があった場合でも即座に変形させることが出来る。
形態を変える際には跨っていた本体が左右に広がり、曲がっていた部分がまっすぐ伸びる。
その為、事故を防ぐ為にバランス感覚のよいものは箒の状態で本体に立って乗り、脚で波長をぶつけて変形させるという曲芸のような乗り方も存在する。

なお、緊急用形態はその機動性と吸着による乗り手との一体化のため、様々なアクロバティックな運動を可能とする。
高速で突撃し、敵とすれ違った後で上昇して逆さまになったまま敵の頭上から攻撃、といったことまで可能となる。
このほか、変則的な機動や、そもそも乗り手である機体に推進力がついている場合は(本体・乗り手の耐久力という問題はあるが)音速の突破も可能とされている。


○最後に

この設計図は天領に渡された一枚を最後に、試作や仮組を含む全てが焼き払われた。
この箒の製作において、本来の人騎兵の製造に関するデータ以上のものは恐らく使われていない。
それでも重力の中和などはTLOに繋がるとされ、乱雑を恐れたともされるが、真意は今だ謎である。


(文:玄霧弦耶)

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